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外国人への賃貸契約の変化

投稿日時: 2024年01月27日 @09:41 、 カテゴリー: 赴任サポート

イングランドでは家を長期で借りる際に、”Right to rent”(賃貸物件に住むための権利)の登録を求められます。こちらは「イングランドに合法に住んでいるので、私には家を借りる権利がある」という証明です。

今まで日本人は就労目的で違法に滞在延長したりするケースが少なく、ビザ取得の時期が予想できる段階にはいれば内覧や賃貸契約を交わしていくことができていましたが、年が変わってからこちらが大変厳しくなってきています。

毎年年度が変わる4月前になると、イギリスへ研究やお仕事で長期赴任を予定されていらっしゃる方からのお問い合わせが多くなります。

ここ数年の移民に対する法律の改正は、長期赴任される方にも影響が大きく出ていますが、それに加え今年度より赴任者のビザの種類によっては扶養家族にビザが下りないケースが出るようです。

https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/05/534ff6d4712a93ad.html

上記理由より、外国人家族が不動産屋を通しての賃貸契約を結ぶことが難しくなってきており、その対策の一環として、弊社ではAirbnbの物件を長期に借りることをご提案しております。

通常の家具付き賃貸物件には、言葉通り必要最低限の家具はついていますが、キッチン用具、布団や枕にそのカバーなどを調達してからでないと生活ができず、金額もさることながら慣れない所での調達は大変です。それに対し、ショートレットやAirbnbは生活に必要なものは全て整っている、referenceチェックがほとんどない、光熱費やカウンシルタックス込み、チェックインとチェックアウトが楽など有利な点が多いです。

不動産会社のシステムの変化の多い中、対応もまちまちです。私はオックスフォードのHousing、売買、レノベーションや賃貸に長年関わっていますが、最近の目まぐるしい変化にフレキシブルに対応しようと努めています。

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