「素敵にStay Oxford」 Blog!

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英国の家とDIY

投稿日時: 2024年05月13日 @08:59 、 カテゴリー: その他

英国の住宅街というとどんな街並みを想像しますか?道路両側に同じような家が並んでいるイメージではないでしょうか。英国では、1930年代と1950年代に家の建築が集中し、市街地にある家はこの頃に建てられたものが圧倒的で、外見だけでなく家の中も殆ど同じ作りになっています。Detached(一軒家)もありますが、Terraced house (英国式長屋)やsemi-detached house(一軒家を左右対称二つに分け、それぞれ独立した玄関と庭があり、真ん中の壁のみを共有している家)が多いです。代表的なフロアプランは、1階道路側にリビングルーム、家の裏側にキッチンとダイニングルーム、2階にファミリーバスルームと寝室があります。フラットの場合も家の中の動線は同じようなものです。

弊社の赴任サービスを担当している私(秦野Fitch)は、Vocational College(日本でいう所の職業訓練校、専門学校)でP&D, House general maintenance, Woodworkの講師、そしてTechnician(技術職)として勤務した経験があります。Woodworkの machinist(木工機械工)の国家認定資格もちょっと特殊ですが取得しました。Collegeで働いていた時は、体の小さい日本人女性が大きくて危険な機器(騒音と埃もすごい)を使い、未加工の重い木材を扱っていたので、実習生やビジターによく驚かれたものでした。

プライベートでも私が公私共に仲良くしていた友人・同僚兼ボスと一緒に業者として、バスルーム、キッチン、ワードローブ、ブックケース、フロアリングなどと内装の工事を手がけました。15年ぐらい前になりますが、Bodleian Librariesの本棚の一画も改装した経験があります。

英国ではあてにならない業者が多い(費用が高い、時間にルーズ)ので、できることは自分でしようとする傾向が大変強いです。

元来ものづくり、アート、デザイン系が好きでしたが、まさか自分が大工になり、建物の内装工事も仕事として手がけるようになるなんて思いもよりませんでした。(海外にこんなに長く住むこと自体全く予想もしていませんでしたが。。。)

JESHOOTS.comによる写真: https://www.pexels.com/ja-jp/photo/834892/

Ono Kosukiによる写真: https://www.pexels.com/ja-jp/photo/5974389/

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